【国立病院機構 災害医療センター】

フットワーク軽く
新しい要望にも取り組む企業姿勢

災害医療センター(東京都立川市)は、北多摩西部二次医療圏のほぼ中央に位置し、人口約65万人医療圏で唯一の三次救急医療機関として、救命救急センターを有しています。災害時のみに特化した病院ではなく、平常時は地域に根ざした救命救急とがん診療の拠点病院として、質の高い高度急性期医療を提供しています。
放射線診断科では、専門医4名と後期研修医1名の計5名により、1日にCT、MRIを中心に100件程度の読影と1、2件程度のIVRが行われています。

導入システム

導入の経緯

2018年にPSPのシステムを導入いただきました。PACS「EV Insite net」について、読影医の先生方が前任の病院や外勤先での使用経験があり、使いやすいと思っていただいていたようです。また、以前のベンダーは外資系企業で改善要望が実現しにくかったという経緯があり、カスタマイズに迅速に対応してくれる国内ベンダーであったことが選定の決め手となりました。
レポートシステム「EV Report」、統合検査システム「Portal Space Ace」も同時に導入され、今後はこれらのシステムを活用した主治医の読影レポート閲覧状況の管理も計画されています。
さらに、遠隔読影用の環境やタブレット端末での外出時の画像参照環境も同時に構築し、画像診断の環境をトータルにサポートしています。

  

導入の感想

放射線診断科 / 医長 森本 公平先生

提案時にはなかった自動位置合わせ機能を要望したところ、システム稼働時に搭載してくれたことは有難かったです。以前のPACSの同機能よりも精度が高く、1,2回の操作ですぐに読影するポイントを合わせられ、読影を進められます。読影医のストレス軽減や読影数の増加にもつながっています。
レポートの読影優先度を表示してくれる機能も、読影業務の効率化に役立っています。事前の条件設定に応じて、検査オーダーの緊急性などを9つのレベルに分けて、レポートシステムに表示しています。また、レポートからHIS、病理等の診療データへのリンクもレポートの質向上に貢献しています。

放射線診断科 / 医長 一ノ瀬 嘉明先生

PSPの読影ビューアーは、これまで様々な医療機関の放射線科医の要望に応えて開発されてきた機能が豊富に搭載されており、非常に洗練されています。ユーザーの声に真摯に向き合ってきたからこその結果であり、その企業姿勢には好感を持っています。
レポートシステムでは、UIとUXにこだわり、カスタマイズを依頼しました。モダリティ種別、検査の緊急度、読影ステータスなどを色で区別してもらい、文字に視線をフォーカスせずとも、情報を認識できるようにしています。また、読影優先度の判定について、現在は各条件を手動で組み合わせて各検査を優先度別に仕分けていますが、将来的にはAIで自動判定されるシステムを構築したいと考えており、PSPにも協力してほしいと思っています。

< 2020年取材 >