2025.06.04展示会情報

第3回全国ユーザ会 開催レポート

PSP株式会社 第3回全国ユーザ会 2025年4月11日(金)
この度、日本放射線学会及びITEM開催期間中に横浜にて、第3回となるユーザ会を開催いたしました。現地およびオンライン参加者を含め、大変多くの方々にご参加いただき開催することできました。本ユーザ会は、ユーザ同士の交流を深めていただくこと、そして開発者と直接つながることができる場として企画しました。当日は、活発な議論が繰り広げられ、大変有意義なひとときとなりました。

実際のユーザ会の様子を以下報告いたします。



当ユーザ会の会長を務めていただきました公立松任石川中央病院 横山邦彦先生よりご挨拶と施設でのDXの取り組みをご紹介いただきました。

白山石川医療企業団 副企業長 公立松任石川中央病院 PETセンター長 横山 邦彦 先生

医療のデジタル化に向けた松任石川中央病院様の新たな取り組みとして、日本初となる石川県内全域における調剤薬局での電子処方箋への一本化の取り組みについてご紹介いただきました。院内で発行された処方箋をパーソナルヘルスレコード「NOBORI PHR」にて調剤薬局に送信し、患者さんが到着時には薬剤交付前までの調剤業務完了を実現しました。今後、この機能をはじめ新たな取り組みを進める事で、多くの患者さんが便利に医療を受けられる環境作りに貢献していきたいと強調されておられました。

■ セッション「PACSの未来」

ご登壇いただいたユーザ様
・独立行政法人 国立病院機構 災害医療センター 放射線科 部長・医療情報部長 一之瀬 嘉明 先生
・浅ノ川総合病院 放射線科 顧問(金沢大学名誉教授) 蒲田 敏文 先生
・金沢大学附属病院 放射線科 特任助教 松原 崇史 先生
・信州大学医学部 医療データサイエンス講座 教授 山田 哲 先生

次に「PACSの未来」についてというテーマでお客様とのディスカッションを行いました。今後より良い製品をご提供するために、読影に求められる機能について、医療現場・アカデミアの観点から、ご登壇いただいた先生方と弊社開発部門の技術者でのディスカッションという新たな試みを行いました。参加いただいた皆様にも熱心に耳を傾けていただけました。より効率的で質の高い画像診断業務の未来への期待を持っていただけたと思います。

当日は、これらのセッションに加え、当社製品の今後の開発計画(PACS、RIS、統合検査情報、AI、PHR)に就いても紹介させていただきました。

■ 終わりに

この度は、弊社開催のユーザ会にお越しくださり誠にありがとうございました。皆様からいただきました多くのご意見や励ましのお言葉を余すことなく、今後の製品開発、営業を含めた各種サービスに反映して参ります。