2025.08.25展示会情報

中国地方ユーザ会2025 開催レポート

PSP株式会社 中国地方ユーザ会2025 2025年7月5日(土)
この度、中国地方エリアのユーザ様を対象としたユーザ会をホテル広島ガーデンパレスにて開催いたしました。本ユーザ会は、ユーザ同士の交流を深めていただくとともに、製品活用のヒントや今後の展望を共有する場として企画しました。ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。

実際のユーザ会の様子を以下報告いたします。

■ プログラム:ユーザ様による事例紹介

「放射線科における DX 化について」
医療法人社団啓卯会 村上記念病院
放射線室 室長
大原 進也 様

村上記念病院の大原 進也 様からは、NOBORIサービスを活用したDXの推進についてお話しいただきました。クラウド型PACS「NOBORI」による安全な画像データ管理とバックアップ業務の効率化、遠隔画像診断支援サービス「医知悟」を活用した専門医との連携強化による画像診断の質の向上、地域医療連携サービス「TONARI」による検査予約対応業務の改善と地域のクリニックとの連携強化についてご紹介いただきました。さらに、クラウド型線量管理システム「MINCADI」による線量管理業務の効率化についてや画像診断支援AI「NOBORI PAL AI」による診断精度の向上についてもご説明いただきました。

「当院における PSP 製品の使用経験について」
独立行政法人国立病院機構 東広島医療センター
放射線科部長
富吉 秀樹 様

東広島医療センターの富吉 秀樹 様からは、日常業務でのPSP製品の使用実績を踏まえ、少人数で読影業務を行う放射線科体制の中でも実現可能な業務効率化の工夫についてお話しいただきました。PSPのPACS導入により、診断業務の質が向上したこと、他科との連携が円滑になり、診断精度も向上したとご紹介いただきました。さらに、スマートフォンを活用した緊急時院外画像参照サービスにより、休日や夜間でも院外からの画像参照が可能となったため、緊急時の迅速な対応が可能となり、IVRや手術の判断に大きく貢献していることについても発表いただきました。

当日はこれらの導入事例に加え、今後の製品開発計画(PACS、RIS、統合検査情報、AI)のご説明、クラウド型PACS「NOBORI」、パーソナルヘルスレコード「NOBORI PHR」などのソリューションについてもご紹介しました。

■ 終わりに

この度は、ユーザ会にお越しくださり誠にありがとうございました。皆様からのご意見を直接お伺いすることができる貴重な場となりました。励ましのお言葉も頂戴し、誠にありがとうございました。今後もより良いサービスを提供し、皆様の業務の効率化、医療の質の向上に貢献できればと考えます。