予防医学への期待に応える最適解
クラウドPACSで画像を一元管理、PHRで受診者の健康管理を身近に

一般財団法人 岐阜健康管理センター

一般財団法人 岐阜健康管理センター 様

【施設情報】

ご施設名:一般財団法人 岐阜健康管理センター
住所:岐阜県美濃加茂市西町2-43
医師数:16名
診療放射線技師数:11名
主要モダリティ:一般撮影装置 2台、骨密度計測装置 2台(X線 1台・超音波 1台)、X線TV透視装置 2台、マンモグラフィ装置 1台、超音波診断装置 5台、CT 1台、MRI 1台、乳房用超音波画像診断装置 1台
導入システム:「クラウドPACS NOBORI」、「パーソナルヘルスレコード NOBORI PHR」

予防医学の普及と啓発、そして疾病の早期発見を通して人々の健康増進を目指す当センターは、「明るい家庭は健康から」をモットーに、健診車による巡回健診や施設での脳・心臓ドックなど、さまざまな検査内容やコースメニューをご用意しています。
以前はフィルムとオンプレミス型サーバに保管しているデジタルデータを併用して管理していましたが、フィルムでは遠隔地と健診センター間の情報共有に手間がかかることや、自前で設備を所有するオンプレミス型サーバはコスト面に課題を感じていました。そこで、マンモグラフィ向け健診バス導入に合わせて2019年に管理対象をマンモグラフィのみとし、まずはスモール規模で「クラウドPACS NOBORI」を導入。フィルムを無くしてすべての画像データをデジタル化することで、遠隔地との情報共有の手間を解消し、オンプレミス型サーバのコスト課題を解決するとともに、セキュリティの高いクラウド環境で一元管理できるようにしました。
その後、2023年の施設リニューアルに合わせて、クラウドPACSの管理範囲をマンモグラフィのみから施設全体の画像種別に拡張し、同時にパーソナルヘルスレコード「NOBORI PHR」も導入しました。施設の老朽化によりサーバを多数設置できる環境ではなくなったことに加え、読影件数の増加に伴い、レポートシステムと健診システムの連携を強化する必要があったため、オンプレミスサーバの物理的な制約から解放され、よりセキュアでスムーズな画像管理体制が構築できるようになりました。また「NOBORI PHR」導入により、受診者がスマートフォンのアプリ上で問診の回答を行うことや健診結果を閲覧することが可能になり、受診者にとって健康管理がより身近なものになっていると感じています。当施設ではクリニックも併設しており、健診から治療まで一気通貫で質の高い医療を提供する体制を整えています。今後はクラウド環境を活用して当施設と同法人の大垣健診プラザはもちろん、近隣の医療施設とも連携を図り、地域医療の活性化を推進していきます。


Customer’s Voice

一般財団法人 岐阜健康管理センター
企画渉外部 部長補佐 大野 勲 氏

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